本田技研工業さまとの取り組みについて

2019.03.12

 

こんにちは、代表の大野です。

 

本日当社から、
グローバル企業である
世界のホンダ(本田技研工業)さまと

 

特許活用の取り組みスタートに関する
プレスリリースを配信させていただきました。
https://swallow-incubate.com/archives/news/20190312

 

 

もともとは、特許の実用化の取り組みは、
パナソニック社の知財部門の方々と
これまで二人三脚で進めてきた事業ですが

 

これまでにない、
新しい取り組みということもあり

 

周囲からは、なかなか理解されず、
知名度も上がらずと
悔しい思いもたくさんしてきました。

 

 

そんな中、この度、
本田技研工業様より
当社のビジネススキームにご関心をお持ちいただき、

 

今回当社と一緒に
特許活用の取り組みを
行なっていただけることになりました。

 

 

当社のこれまでやってきた事業スキームが
評価をいただけた、ということにもつながりますので
感謝と嬉しさの気持ちでいっぱいです。

 

 

さて、今日のブログでは、
改めて、当社の活動についての
ご紹介をさせていただきたいと思います。

 

 

当社の事業について

当社のミッションは

 

「日本のR&Dと世界の未来をつなぐ」

 

となります。

 

GDPや特許出願件数などでは、
日本は、米国・中国に
水を開けられていますが、

 

日本の研究開発力は
まだまだ世界一です。

 

 

しかしながら、その研究成果を
うまく事業へ結びつけていないため

 

イノベーション創出が、
うまく機能していない

 

という点は、
定量的な面から見ても、否定はできません。

 

 

当社はそこに着目し、
日本の素晴らしい研究成果を
「ソフトウェア」という形を持って

 

国内のみならず世界を目指して
世の中に送り出すための事業を進めています。

 

 

詳しくは、過去のブログなどでも紹介しておりますので、
ぜひご覧いただければと思います。

 

 

<当社のミッション>
日本のR&Dと世界の未来をつなぐ vol.1 特許について
日本のR&Dと世界の未来をつなぐ vol.2 特許料について
日本のR&Dと世界の未来をつなぐ vol.3 事業化の背景
日本のR&Dと世界の未来をつなぐ vol.4 事業理念と本事業の意義
日本のR&Dと世界の未来をつなぐ vol.5 事業内容について

 

 

特許・R&D成果の実用化

まず、特許の実用化というところが、
なかなかイメージできないかもしれませんが、

 

当社では、特許技術を特許公報をもとに
ソフトウェアにおこして、

 

そのソフトウェアをライセンスする
といった事業モデルで展開をしています。

 

 

これまで「情報」としての立ち位置に過ぎなかった特許を
ソフトウェアライブラリという「モノ」にして
ライセンスしていくことで

 

利用者側では、それを自社事業に取り込みやすく
新規開発コストや時間を大幅に低減できる
といったメリットがあります。

 

R&D成果の実用化についても
やっていることは同じと
考えていただいてかまいません。
(特許の代わりに、論文や研究資料が対象になります)

 

 

こうした事業を進めるには
例えば、以下のパターンが考えられます。

 

不使用の特許技術・R&D成果を当社がソフトウェアライブラリ(SDK)にして販売
研究途中のR&D成果の残り部分を、当社が実施し、ソフトウェアライブラリ(SDK)にして販売
自社の事業領域で使用している技術を、他事業領域での展開のために当社がソフトウェア(SDK)にして販売

 

 

本田技研さまとの取り組み

今回の本田技研さまとのお取り組みは、
まず、からとなります。

 

みなさんがご存知の通り、
本田技研さまのメインの事業ドメインである
四輪自動車・自動二輪車などで
活用されている先端技術などを

 

「自動車関連領域以外への転用」

 

といった展開の
お手伝いを行なっていきます。

 

他事業ドメインへの進出になると
大手企業さまは、様々な事情から

 

なかなか進めづらい
といった側面もあることでしょう。

 

 

そういった部分を当社が担うことで
オープンイノベーションの潤滑油になることができます。

 

 

事業モデルについて

スライドにまとめていますので、
本事業がどのようなビジネスモデルになるのか

 

こちらのスライドをご覧いただければ
ご理解いただけるのではないかと思います。

Swallow Incubate 事業案内 from (株)スワローインキュベート

 

 

今後の展開について

ソフトウェアは、プログラムなので
世界中誰でも、
プログラムがわかる方であれば

 

事業に活用可能であるため、
海外の企業にも積極的にライセンスをしていきます。

 

 

また現在は、
SDKというソフトウェアライブラリ群を
ライセンスさせていただく形になりますが、

 

今後は、
APIとしての提供も予定しています。

 

 

これまで「情報」という立ち位置での
ライセンスが行われていた特許技術が、

 

SDKというソフトウェアライブラリ群により
「モノ」としての提供が可能になり

 

さらにSDKを活用して当社が
WebAPIにすることで

 

今度は、特許を
「サービス」
として展開することが可能になります。

 

 

これまで独占的に利用して
利益を保護する役割だった特許を

 

これまでとは違った
新しいアプローチにより

 

共有(シェア)したり、サービスとして
世の中をつないでいく、いわゆる

 

「PaaS (Patent as a Service)」

 

となるよう
日々尽力していきたいと思います。

 

 

<当社のミッション>
日本のR&Dと世界の未来をつなぐ vol.1 特許について
日本のR&Dと世界の未来をつなぐ vol.2 特許料について
日本のR&Dと世界の未来をつなぐ vol.3 事業化の背景
日本のR&Dと世界の未来をつなぐ vol.4 事業理念と本事業の意義
日本のR&Dと世界の未来をつなぐ vol.5 事業内容について


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