『広報木本のネタ探し~その16~』 軟水と硬水の違いをリサーチ!

2019.04.17

 

 

 

バカだから風邪をひいても認めない。お世話になってます、木本です!

 

さて、2回連続で飲み物ネタ。
と、いうのも前から僕は疑問だったんですよ。と、同時に困惑。困惑通り越して怒り!怒りですよ!

 

というのも、このネーミング。

「硬水」と「軟水」て。

 

どっちも水でしょうよ!!水に硬いも軟らかいもないでしょうよ!
液体だぜ!?ただのビショビショです!!

 

と、まあ息巻いていても仕方ないので、今回は僕が硬水軟水兄弟に歩み寄りレポートしてみることとしました。

 

じゃあ硬水と軟水ってなんなの?

 

まあ、僕もうっすらとは知っていました・・・

要はミネラルが多いか少ないか、ですよね?

 

ミネラルってなんだいとか言われたら分からないけれども・・!
って感じだったので、はい、調べました。

 

その違いは、「硬度」

硬度とは水1リットルの中に含まれる、カルシウムやマグネシウムの含有量のこと!

これが多いと、すなわち硬度120g以上だと硬水で、硬度120g未満だと軟水と呼ばれるそうです。

 

(あ、あれ・・・?ミネラルじゃないの・・・?

と文系の僕は赤面して出所しようと思いましたが、カルシウムやマグネシウムはミネラルの種類らしいです。
へえ~~。し、しってたし!)

 

あれですよね。違いについてみなさんが思っていること。

 

「何ウムが何グラムだ、とかどうでもいいけど、そもそも味が違うじゃん。」
と。そうですよね。

 

僕は水なんてなんでも一緒やんけ!と思っていたのですが、

何種類かミネラルウォーターを飲む中で、

「あ~?たしかに何かがちがうかもなあ?(アホ面)」と思った経験があります。

 

硬水はカルシウム、マグネシウムが多い。なので、口当たりが重く苦味があります。

軟水はその逆で、まろやかで軽い口当たり。さっぱり飲みやすいといった印象です。

 

日本はほとんど軟水。

でも、北米やヨーロッパではその地質の影響で硬水がメインみたいですよ!

 

海外でミネラルウォーター買ったとき、

「うわあ~水は水だけどなんか違う~~飲みにくい~~~」となったら、

それは「硬度」が高いのかも!

 

う~ん、例えば、

◯ルヴィックとエ◯アンなら、エ◯アンのほうが、5倍ぐらいミネラル含有量が高いです。

◯ルヴィックが好きだよ~っていうあなたは「軟水」が好きだ~ていうことになります!

 

 

 

日本と海外で水の差があるのは?

 

違う成分である、ということはそのつくられかたにももちろん違いがあります。

 

水に含まれるミネラル類は、多くが地下の岩石から水に溶けていったものです。

なので、その地層を通っていく時間がながければ長いほど水に含まれるミネラル量は多くなります。
また、地層の性質ももちろん関係しています。
ミネラルを多く含んだ地層を抜けた水は当然ミネラル量が豊富になりますね。

 

日本は、勾配の急な山が多く、降り注いだ雨は比較的早いスピードで地層をつたい地下水となります。
また、地層の性質としても透水性の高い火山性の地層が多いです。

 

そのため日本の天然水は軟水が多いんですね。
欧米では山の斜面もなだらか、石灰質の地層が多い、といった理由で硬水が多いようです。

 

なんかおもしろいですよね!

その土地でできる水が、その土地で育つ人々にしっくりくる。

あ、当たり前か・・・(笑)

 

 

 

 

実用的!硬水と軟水の違い

 

さて!成分的な違いがわかったところでやっと実践編です。
どのようなときに硬水、どのようなときに軟水を使えばよいのでしょうか?
シーンに分けてご案内。

 

①ダイエットのときには!?
ダイエットのときには、硬水がおすすめ。

理由は、食事制限なのでどうしてもミネラルが不足してしまいがちだからです。

ミネラルは、身体機能の調節、代謝を促進してくれる効果があります!

 

また、便秘対策にも。胃腸のはたらきを整える効果があります。

カロリーを取らずしてミネラルをとれるので、ダイエットの際には硬水を飲みましょう!

 

 

②料理のときには!?
では、お料理をする際にはどちらがいいのでしょうか。

答えは、どんな料理をするかによって異なります。

 

先に硬水を使うといい料理から。

 

お肉の煮込み料理をするときなんかには硬水がいいそうです。

お肉を柔らかくしたり、臭みをとってくれる効果があります。

 

パスタも硬水。ミネラルがパスタのデンプンと結合し、麺にコシが出ます。

 

お米をパラパラにしたいとき。硬水でご飯を炊くと、カルシウムがお米を少し固めに仕上げてくれます。
炒飯、パエリア、ピラフといった、水分っけがないほうが美味しい米料理には硬水を使いましょう。

 

次に軟水の方が良い料理。

 

水のクセを料理に加えたくないときには軟水がおすすめです。

軟水は無味無臭。軟水のほうが料理に対する影響力が低いです。

 

和食は軟水。米や野菜を柔らかくしてくれる効果があります。また、味に干渉しないので、出汁や煮物、お吸い物にもぴったりですね。繊細な味つけを邪魔しない良さがあります。

 

また、ふっくらご飯を炊くにも軟水がいいですね。軟水はお米への浸透性が高く、ツヤツヤふわふわのご飯ができあがります。

 

 

③人体、美容に関しては!?
これは軟水に軍配が上がりますね。
硬水に比べて胃腸を刺激する成分が少ないので赤ちゃんやご老人へも安心して飲めます。

 

美容面についても、軟水。肌への刺激も少ないです。
乾燥肌、肌荒れなどに悩んでいる方は軟水を使いましょう。
(といっても、日本の水道水は軟水なのでご安心を!)
シャンプーにも、髪にしっかりうるおいを与えてくれるのでおすすめを。

 

 

軟水と硬水の違いをリサーチ

 

以上、硬水軟水についてのレポートでした!

 

考えてみると日頃何気なく飲んだり、洗顔したり、料理に使ったりと大活躍の水。

水は我々の生活には欠かせないですね。

でもちゃんと成分や種類を考えたりする機会はなかなかないのでは?

 

そうだ!人間の70%も水!!つまり、僕らはほぼ水なんです!(錯乱)

 

日本では日本人にあった水を何も考えずに使えます。

でも海外に行ったときは勝手が違いますよね。

水の違いを意識しておくと、お腹をくださずに済んだり、肌トラブルを回避することができるかもしれません。

 

この記事を執筆することで、硬水と軟水の違いを僕も理解することができました!笑
みなさんに「水」の違いを分かっていただけたり、何らかの役立つ情報を知ってもらえていたら幸いです!

 

水の違いの分かる大人になっちゃいましょう!

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

 

軟水と硬水の違いをリサーチ

 

さて、コーラ飲もうっと。


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