はじめてのMac開発環境

2019.03.05

 

こんにちは、千田です。

早いもので、もう3月ですね。

 

3月と言えば「卒業」のイメージですけど、今年は何を卒業しようかしらーなんて

毎年一瞬考えますが一瞬なので特に変化がありません。。。

 

 

そんな千田ですが、今年はちょっと「卒業」っぽいことがありました。

仕事で使うPCは社会人になってからずっとWindowsだったのですがスワローに入社してから

Macになりました!

 

Windows卒業です!だいぶ無理矢理です!!実際は2月からMacですが気にしません!!!

 

というわけで、

今回ははじめてMacをセットアップした時にインストールしたものについて書いてみたいと思います。

 

一応エンジニアの端くれですので、開発用に色々入れました。

「そんなの知ってるぜ!」って方は読み飛ばしてくださいませ。

 

では、早速書いていきます。

 

環境


 

端末: MacBook Pro

OS:macOS Mojave バージョン 10.14.3

 

やったこと


 

 

Homebrewのインストール

Macで諸々インストール方法を調べた時にHomebrewというのが必ず引っかかってきました。

 

ところでHomebrewってなんでしょう?

調べたところmacOSでメジャーなパッケージ管理ソフトとのこと。Linuxでいうとこのyumみたいなものですね。

 

早速インストールと思いきや、HomebrewのインストールにはCommand Line Tools for Xcode

というものが必要とのこと。

なのでまずはXcode諸々をインストールします。

 

▼Command Line Tools for Xcodeをインストールする

まず、AppストアからXcodeをインストールします。

次に、Command Line Tools for Xcodeをインストールします。

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 $ xcode-select --install xcode-select
: note: install requested for command line developer tools

 

途中でダイアログが表示されたら「インストール」を選択して、利用規約に同意して先に進みます。

 

▼Home brewをインストールする

Homebrewのサイトにコマンドが記載されているので、それを実行します。

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$ /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
==> This script will install:
/usr/local/bin/brew
/usr/local/share/doc/homebrew
/usr/local/share/man/man1/brew.1
/usr/local/share/zsh/site-functions/_brew
/usr/local/etc/bash_completion.d/brew
/usr/local/Homebrew
Press RETURN to continue or any other key to abort
Downloading and installing Homebrew...
remote: Enumerating objects: 737 done.
〜(中略)〜
Resolving deltas: 100% (791/791),completed with 233 local objects.

 

終了したらHomebrewが使えるようになっているか確認します。

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$ brew -v
Homebrew 2.0.2
Homebrew/homebrew-core (git revision 67e8; last commit 2019-02-28)

 

バージョンが表示されたら完了です。

 

Node.jsのインストール

千田はNode.jsの開発を担当しているのでNode.jsをインストールしました。

Homebrewをインストールしたので、Node.jsのインストールもHomebrewでやりました。

 

▼nodebrewをインストールする

nodebrewはNode.jsのバージョン管理ツール。これを入れると複数のNode.jsをインストールしたり、

切り替え等ができるようです。他にもnやnvmというバージョン管理ツールもあるようですが、今回はnodebrewでやります。

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$ brew install nodebrew

 

▼bash_profileを修正して、nodebrewのパスを通す。

こんな感じに環境変数の設定と.bashrcの読み込み部分を修正します。

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export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
if [ -f ~/.bashrc ] ; then
. ~/.bashrc
fi

追記したら、環境変数を反映させます。

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$ source ~/.bash_profile

 

▼Node.jsをインストールする

下記のコマンドでインストールできるNode.jsのバージョンが確認できます

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$ nodebrew ls-remote
v0.0.1 v0.0.2 v0.0.3 v0.0.4 v0.0.5 v0.0.6
〜中略〜
v10.0.0 v10.1.0 v10.2.0 v10.2.1 v10.3.0 v10.4.0 v10.4.1 v10.5.0
v10.6.0 v10.7.0 v10.8.0 v10.9.0 v10.10.0 v10.11.0 v10.12.0 v10.13.0
v10.14.0 v10.14.1 v10.14.2 v10.15.0 v10.15.1 v10.15.2

 

下記のようなエラーが発生した場合はディレクトリを作成します。

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Fetching: https://nodejs.org/dist/v7.10.0/node-v7.10.0-darwin-x64.tar.gz
Warning: Failed to create the file
Warning: /Users/whoami/.nodebrew/src/v7.10.0/node-v7.10.0-darwin-x64.tar.gz: No such file or directory
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$ mkdir -p ~/.nodebrew/src

 

最新の安定版をインストールする時は下記のコマンドでインストールできます。

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$ nodebrew install-binary stable

ちなみにバージョン指定する時はこんな感じ。
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$ nodebrew install-binary v10.15.2

 

使用するバージョンを有効化します。

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$ nodebrew use v10.15.2

最後にバージョン確認。

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$ node -v


これで有効化したバージョンが表示されたらNode.jsのインストールは完了です!!

 

MySQLのインストール

担当アプリのデータベースがMySQLなので、MySQLもインストールしました。

サーバーに合わせて、バージョンは5.7にしました。

こちらもHomebrewで。Homebrewって便利なのですね。

 

▼MySQLをインストールする

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$ brew install mysql@5.7
Updating Homebrew...
〜中略〜
==> Installing mysql@5.7
〜中略〜
For compilers to find mysql@5.7 you may need to set:
export LDFLAGS="-L/usr/local/opt/mysql@5.7/lib"
CPPFLAGS="-I/usr/local/opt/mysql@5.7/include"
To have launchd start mysql@5.7 now and restart at login
brew services start mysql@5.7
Or, if you don't want/need a background service you can just run:
/usr/local/opt/mysql@5.7/bin/mysql.server start
==> Summary
/usr/local/Cellar/mysql@5.7/5.7.23: 317 files, 234.4MB

上の例みたいなメッセージが出たらインストールは完了です!

 

▼MySQLのパスを通す

下記のコマンドでbash_profileを更新します。

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$ echo 'export PATH="/usr/local/opt/mysql@5.7/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile

環境変数を反映させて、バージョンを確認してみます。

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$ source ~/.bash_profile
$ mysql --version
mysql Ver 14.14 Distrib 5.7.24, for osx10.14 (x86_64) using EditLine wrapper

 

バージョン確認して、問題なければMySQLのインストールも完了!

 

Sequel Proのインストール

MySQLをインストールして、せっかくなのでデータベースクライアントも。

Windowsの時と同じ感じで、HeidiSQLやA5:SQL Mk-2の入れようかと思ったのですが、、、

どうやらWindows専用みたい( Wine使えばできるとどこかに書いてましたが)

なのでSequel Proをインストールしました。アイコンがパンケーキみたいなあれですね

インストールは下記の公式サイトからダウンロードしてポチッとするだけです。

画面はこんな感じ。結構コレいい。

 

 

公開鍵と秘密鍵の作成

サーバーへアクセスする際に公開鍵認証を使うことも多いと思いますので、そちらも準備しました。

Windowsの時はteratermやWin SCPなんかで作っていたのですがMacだとなんとコマンド一発です!(鍵の形式はrsa形式)

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$ ssh-keygen -t rsa -v

とすると対話形式で鍵が作れます。

 

プロンプト に対してパスフレーズを入力してenterを押下して行くとid_rsaとid_rsa.pubが簡単に作れました!

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.ssh $ ls -l
total 24</span><br>
-rw------- 1 aaa bbb 1887 3 1 14:13 id_rsa
-rw-r--r-- 1 aaa&nbsp;bbb 423 3 1 14:15 id_rsa.pub

※ 秘密鍵(id_rsa)は誰にも渡さないように!!

 

 

 

ちょいと長くなってしまいましたが、はじめてMacで仕事する時に以外と戸惑ったのでまとめてみました!

千田のようなMacに迷える子羊さんの為に少しでも役に立てばと思います。

 

それでは!


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