研究者への道 〜プログラミング編 vol.1 悩むな、はじめろ〜

2018.11.16

 

こんにちは、代表の大野です。

 

前回、宣言した通り、

研究者への道シリーズをはじめたいと思います。

 

<バックナンバー>

研究者への道〜プロローグ〜

 

 

一発目は、タイトルにもある通り、

「プログラミング編」をお送りしてみたいと思います。

 

※ご注意

この記事は、これからプログラミングをはじめる方、はじめようとしている方

はじめたいけど、何から手をつけていいかわからない方向けかと思います。

 

中級レベル以上のエンジニアの方を対象にしておらず、

イラッとされる可能性があるため…

中級レベル以上の方は、

ぜひ当社の人材採用ページへ遷移していただければと思います。ご応募お待ちしています。

 

さて、それではスタートです。

 

 

まずはじめに、

僕はエンジニアではありません。

 

プログラミングについて書くはずなのに

コイツは早速何を言い出すんだと、

 

ページを閉じようとした方は、

ちょっとお待ちください(笑)

 

僕は、立ち位置としては、

研究者ということになるのですが、

 

研究を行うにあたって

現代では当然のようにプログラミングを行なって

 

検証ツールを作ったり、

研究成果をソフトウェアにしたりします。

 

なので、

プログラミング自体がゴールではないものの

 

研究成果を成果物として起こすには、

必然的にプログラミングが必要になるので

 

わたしもプログラミングを

行なっているということになります。

 

理系の大学だと、

いまやどこの研究室や研究所に言っても

 

C言語や、R言語、Python、MATLABあたりを

当然のように触っているのではないでしょうか?

 

 

 

なので、大学の研究室に入った途端

担当教授から、突然プログラミングをして、

検証プログラムを組むように言われて、

面食らった学生諸君も多いのではないでしょうか?

 

ということで、本シリーズでは、

いきなりプログラミングをしなきゃいけなくなったけど

どうやってはじめればいいのか、さまよっている方々へ

 

僕がどうやって身につけてきたかを

書き記していきたいと思います。

 

あくまでの僕の通った道のりなので、

プロのプログラミングの先生などには劣ると思いますが、

 

経験という違ったアプローチが

参考になったり、モチベーションにつながったり

してくれればいいなと考えています。

 

 

 

| 悩むな、はじめろ

 

当社は茨城県つくば市にあり、

その近くには、筑波大学があり、

当然、筑波大生と触れる機会が多くあります。

 

筑波大生は非常に優秀な学生が多く、

「スーパーエンジニア」クラスも在籍していたりするので、

 

東京の企業が、次々に筑波大エンジニアの

採用に乗り出しているのは言うまでもありません。

 

しかしながら、

当然筑波大生の全員が全員

エンジニアではないので

 

文系の学生などが、

研究室に入ってから、

プログラミングをやることも多いようで

 

何からはじめるか悩んでいる学生にも、

数多く会ってきました。

 

そういった学生に共通するのは、

ほぼ全員といっていいほど

 

「プログラミング学習の最短ルート」

 

を探し求めています。

 

失敗しないように失敗しないように

 

「なんの言語からはじめればいいですか?」

 

「誰に教わるのがベストですか?」

 

「どうやって勉強すればいいですか?」

 

といった質問が多数を占めます。

 

その学生が、ベテランエンジニアに質問をするたび

こんなような回答が、揃いも揃って返ってきたのではないでしょうか?

 

「なんでもいいんじゃない?」

 

かくいう僕も

はじめてプログラミングをはじめるときには、

同じような経験をしてきました。

 

エンジニアは、いま世間では非常に重宝されて

お給料も高くなっている、花形のような存在です。

 

なので、その地位を奪われないよう

 

「さては、プログラミング習得の秘訣を隠してるな?」

 

ということを、真剣に考えていたほどです(笑)

 

それからエンジニアの方には

面倒くさがり屋が多いとも聞いていたので

 

今度は、

「どれが」「どれを」という

複数回答タイプの質問を

 

「どっち」という

二択タイプの質問に切り替えれば、

よい回答が得られるんではないかと思い

 

「PythonとRubyどっちからはじめるといいですか?」

 

と聞くと

 

「どっちでもいいんじゃないですか?」

 

と返ってくるし、

 

「最初にPythonからはじめようと思います」

 

と宣言すると

 

「いいんじゃないですか」

 

と返ってくるかと思えば、

 

後日

 

「やっぱり最初はRubyからはじめようと思います」

 

と宣言しなおしてみても

 

「いいんじゃないですか」

 

と返ってくる始末(笑)

 

「こだまでしょうか?」

「いいえ、だれでも」

 

と理解に苦しむ時期が長く続いて、

悶々とした日々を過ごしましたが、

 

結果的にいまとなっては、

その意味が身に沁みてわかるようになりました。

 

なので、これからプログラミングを始めたい方に

これだけは断言できます。

 

「なんでもいいから、はじめよう」

 

なんか、プログラミングに

限ったことじゃないなとも思いますし、

 

何事も、考えてても、調べてても

一向に始まらないものも多いので、

 

まずは、

悩まず、はじめてみる。

 

はじめてから、走りながら考えるほうが

吸収できるものが多いのではないでしょうか?

 

「悩むな、はじめろ」

 

プログラミングの第一歩は、これに尽きる気がします。


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