【生体判定技術】スワローのヒューマンセンシング技術紹介vol.01
2020.03.23
スワブロをご覧いただきありがとうございます。
スワローのデザイン&マーケティングを担当している「ちゃんゆか」です。
季節の変り目の名に恥じないくらい「寒暖の差」が激しい最近ですね。
つい先日、筑波山の方では雪がチラついたそうで、その日の夕飯は「モツ鍋」にしました。
「今シーズン、ラスト鍋かなぁ?」なんて思いながら、ホルモンをいつまでもいつまでも噛んでいました。
さてさて、前回は弊社の「ヒューマンセンシング技術まとめ」をご紹介いたしましたが
ご覧になっていただけたでしょうか?
【2020年3月版】スワローインキュベートの「ヒューマンセンシング技術」まとめ
今回は、その中から「生体(ライブネス)判定技術」をピックアップして、お届けしたいと思います。
スマホユーザーのあなたなら経験あるかもしれない!「アレ系」のアプリに必要な技術なのですよ〜(^^)
★「生体(ライブネス)判定技術」とは
「生体(ライブネス)判定技術」とは、スワローが開発/提供している「ヒューマンセンシング技術」のひとつで
「画像処理」を用いて「ヒトが生体であるかどうか」を判定できる技術です。
本技術を活用することで、カメラの前にいる人が
その場にいる「生きている人」か「写真に写っている人」かを見分けることが可能になります。
ということは、「写真」を利用した「本人なりすまし」などの不正ハッキングを防ぐことができますね!
昨今はスマホの普及に伴い、「顔認証」や「オンラインによる本人確認(= eKYC)」のシーンも増えています。
そんな中で、不正ハッキングを防止できるのが「生体判定技術」なのです。
★なりすまし防止!「生体(ライブネス)判定技術」のeKYC活用例
それでは、銀行口座開設時の「オンラインによる本人確認(= eKYC)」を例に見ていきましょう。
「オンラインによる本人確認(= eKYC)」技術の発展のおかげで、来店せずとも本人確認が可能になり
ユーザーは手軽に新規口座の開設ができるようになりました。
一例として、銀行口座をオンラインで開設する場合のフローは下記となります。
この中で、「本人なりすまし」などの不正が発生するとすれば「①」の本人写真撮影時です。
①で不正が行われることにより、②の照会の部分で誤った判断、つまり写真を本人と間違えてしまい
なりすましによる「不正口座」が開設されてしまう事態が起こり得るのです。
では次に、上記フローにスワローの「生体(ライブネス)判定技術」を足してみましょう。
この中で、「本人なりすまし」などの不正が発生するのは「①」の本人写真撮影時なので
そこに「生体(ライブネス)判定技術」を追加します。
そうすると「本人なりすまし」が疑われる場合は、「生体判定NG」として
本人写真撮影や生体判定のやり直しを求めたり、②の照会時に「生体判定NG」の事実を判断材料とできるのです。
これにより、不正口座を開設してしまうリスクを軽減することが可能です!
★「生体(ライブネス)判定技術」の仕組み
それでは最後に、スワローの「生体(ライブネス)判定技術」はどのように行われているのか、「生体(ライブネス)判定技術の仕組み」をご説明します。
スワローの「生体(ライブネス)判定技術」では、画像処理を用いて
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① まばたき
② 視線
③ 口唇(くちびる)
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の、3つの動作を検出します。
その中から
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「まばたきをしてください」
「『スワロー』と言ってください」
「顔は正面のまま、視線だけで右を2回 見てください」
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などのアクションをランダムに組み合わせて、ユーザーにリアルタイムに実施してもらうことで
「生体かどうか」を判定できる仕組みです。
まばたき、視線など、判定に用いる「検出」の組み合わせは自在にできますので
ぜひ、ニーズに合う組み合わせを選んでみてくださいね✨
★おわりに
スワローの「生体(ライブネス)判定技術」につきまして、少しはご理解のお役に立てたでしょうか?
テクノロジー、中でも身近な「オンライン関連」についてはまだまだ課題もあります。
しかし、どのような技術にも課題はつきものです。
その「課題を解決」できるような技術を、これからもお届けできれば幸いです✨
ご質問などは、下記 技術サイト「お問合せ」より、どうぞお気軽にご連絡くださいませ。
▼生体判定技術 WEBサイト
それではまた次回!
「だまされる人よりも、だます人のほうが、数十倍くるしいさ。地獄に落ちるのだからね。」
By 太宰 ゆかむ
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