「なりすまし判定SDK ver.2.4.0」を提供開始
2026.09.29
フェイク判定モデルの精度向上により、未知の撮影環境や新たな攻撃パターンにも安定して対応できる汎化性能を強化。
なりすまし判定APIにも同一の判定エンジンを適用
株式会社スワローインキュベート(本社:茨城県つくば市、代表取締役:大野寿和、以下「スワローインキュベート」)は、パナソニックとの共同特許技術を活用し、大手医療機関をはじめ、入退室管理・勤怠管理など多くの現場でご利用いただいている「なりすまし判定SDK」の最新バージョン ver.2.4.0 を、2026年9月29日より提供開始いたしました。
本バージョンでは、フェイク判定モデルの精度向上により、未知の撮影環境や新たな攻撃パターンへの対応力を高めております。

「なりすまし判定技術」とは
「なりすまし判定技術」は、顔認証や eKYC(オンライン本人確認)などの「撮影時」に、写真・スマートフォン画面・紙面(印刷物)に投影された顔画像による「なりすまし」を検知する生体検出(ライブネス検知)技術です。1フレームの静止画から判定できる「フェイク判定」と、ユーザに顔向きやまばたきなどといったランダムなアクションを求める「アクション判定」により、顔認証搭載端末や本人確認サービスのセキュリティを強化します。カメラ依存が少なく、WEBカメラ・スマホカメラなど流通している多くのカメラで手軽に実装でき、CPU のみでも高速に処理可能です。
大手医療機関向け認証ソリューション、入退室管理端末や勤怠管理端末等をはじめ様々なシーンでご活用いただいております。
【YouTube動画】なりすまし攻撃検出デモ
入退室端末などの顔認証時に、他人の顔画像を使った「なりすまし攻撃」の検知をイメージしたデモ動画です。本物の顔を投影時には「Real」と青枠で、偽物の顔を投影時には「Fake」と赤枠で検出結果が表示されます。スマホ・タブレット・紙面・写真による攻撃を高精度に検出している様子をご覧ください。
ver.2.4.0 アップデート内容
フェイク判定精度の向上
なりすまし判定の中核となるフェイク判定モデル(横長画像用・縦長画像用の2種)を更新しました。本バージョンでは、写真・スマートフォン画面・紙面などを用いたなりすまし攻撃への検知力を強化しております。
本バージョンでは、学習に用いた検証データだけでなく、未知の撮影環境・未知の攻撃パターンに対しても安定して判定できるよう、モデルの汎化性能を高めることに重点を置きました。約100万フレームの自社検証データを用いた評価では、判定精度 99.9% を確認しています。
※本数値は自社検証データ・標準判定閾値による自社評価であり、第三者認定機関による認定値ではありません。より高いセキュリティが求められる用途では、判定閾値の調整により攻撃検知をさらに強化することも可能です。
活用特許の詳細
本技術には、パナソニック株式会社とスワローインキュベートの共同出願特許を活用しています。なりすまし判定に関する特許は、日本・米国・中国・インドの4ヶ国で権利化されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発明の名称 | 判定方法、判定装置、および判定プログラム |
| 日本 | 特許第6956986号 |
| 米国 | US12223774B2 |
| 中国 | CN115039150B |
| インド | IN590332B1 |
| 特許権者 | パナソニック株式会社、株式会社スワローインキュベート |
提供形態・価格について
「なりすまし判定技術」は、以下の形態で試用版をご提供しています。いずれも1ヶ月無料でお試しいただけます。
- 試用版SDK(Windows / Linux / iOS / Android 対応・1ヶ月無料)
- 試用版アプリ(Windows 用・カメラ入力版/ファイル入力版)
- 試用版スマホアプリ(iOS / Android)
試用期間終了後は、開発版SDKライセンスをご購入いただく流れとなります。
製品サイト: https://bio-check.pas-ta.io/
資料ダウンロード
SDKインターフェース仕様書・各種組み込み等に関するご利用ガイドは、製品サイトの資料欄から無料でダウンロードいただけます。
https://bio-check.pas-ta.io/#doc
なりすまし判定APIについて
なりすまし判定技術は、クラウド経由で手軽にご利用いただける「なりすまし判定API」としても AWS Marketplace にて提供しております(月50回の無料枠付き)。本APIの判定エンジンも ver.2.4.0 へ更新済みです。料金プランに変更はございません。
スワローインキュベートについて
スワローインキュベートは、ヒューマンセンシング領域の画像処理AIを研究開発する技術企業です。
パナソニック株式会社との共同出願特許は、国内12件・海外16件(米国・中国・シンガポール・インド)が権利化されており、なりすまし判定・まばたき検出・視線検出・虹彩認証などの独自技術をSDK・APIとして提供しています。
会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 社名 | 株式会社スワローインキュベート |
| 本社 | 茨城県つくば市千現2-1-6 つくば研究支援センター B-5 |
| 代表者 | 代表取締役 大野 寿和 |
| 設立 | 2013年12月 |
| 資本金 | 500万円 |
| 事業内容 | ・AI画像処理 SDK・API・SaaS事業(なりすまし判定、虹彩認証、まばたき判定、視線検出、視距離推定、目検出技術) ・受託開発事業(研究開発、生成AI活用アプリ開発、AIエージェント開発、PoC開発支援、Claude Code導入支援) |
| 主な取引先 | ・パナソニック株式会社 ・パナソニックIPマネジメント株式会社 ・NEC(日本電気株式会社) ・本田技研工業株式会社 ・京葉システム株式会社 ほか |
本件に関するお問い合わせ
株式会社スワローインキュベート
技術サポート事務局
Email:support@swallow-incubate.com
URL:https://bio-check.pas-ta.io/
※当社は、他社の所有する知的財産の活用・促進を目的として、知的財産権の一部のライセンス及びサブライセンスの許諾を受けて活動しております。
※ニュースリリースに掲載されている内容やお問合せ先等は、発表時点の情報です。その後、予告なしに変更となる場合があります。
